美とセルフケア > 思わずろうそくの火を灯したくなる絵本:あかり〈大人の心に響く絵本002〉

2017年03月12日 更新

思わずろうそくの火を灯したくなる絵本:あかり〈大人の心に響く絵本002〉

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とても優しい気持ちになれる絵本を見つけました。

 

一本のろうそくが主人公。

はたして、どんなお話が始まるのでしょうか。

 

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生まれてまもない赤ちゃんのそばに、一本のろうそく。

オレンジ色の炎が、部屋をやさしく照らしています。

おかあさんが、生まれてきた女の子の幸せを願って、ともしたのです。

 

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ろうそくの火は、何度も部屋をやさしいあかりで包みました。

成長する女の子を見守るように。

しあわせな時も、つらい時も、どんな時も…。

 

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小さな炎が、一緒に悩んだり、話を聞いたりしてくれているなんて…。

なんてやさしいろうそくなんだろう。

 

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ところが、時が過ぎ、ろうそくに火がともることもなくなってきました…。

忘れられたのかなあと、

悲しい思いをするろうそく。

 

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でもね、最後にはうれしい出来事が待っています。

ほっと心が温かくなりました。

 

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お日さまよりも、お月さまよりも、心の奥をそっと照らしてくれる、

ろうそくのあかり。

いいなあ、こういうやわらかなあかりって…。

 

思わず家にあるろうそくに火をともしたくなってきました。

 

…しあわせのことば…

心にやさしいあかりが、ともりますようように…

 

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絵本:あかり

作:林 木林

絵:岡田 千晶

 

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ライター:こまち

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「児童書」選びの達人「こまち」 

一年間に読む本は100冊以上。いい本はないかと足蹴く図書館へ通い続ける京都人。素晴らしい児童書は、子供達だけでなく、たくさんの大人にも読んでほしい。そんな思いを込めて、絵本の紹介をしていきたいと思っています。大人の皆さんの心をホッと温かくすることができる本を見つけていく、そんな絵本の旅にお付き合いくだされば嬉しいです。

この記事を書いた人

小酒 句未果

kosake-kumika

イラストレーター
京都在住。寺旅研究家との出会いをきっかけに、仏像イラスト描きが、生活の一部に。二百体を超える仏像画を執筆。「なぞると心が癒される写仏本」が好評を博し、「仏像ぬり絵」など監修本4冊に導かれる。家族の病をきっかけに、病を治すには、食事と生活環境の改善が大切だと知り、ナチュラルな素材でからだが喜ぶ料理を楽しんでいます。紙と鉛筆をもって、ぷらっと散歩するのが好き。著書:イラストエッセイ「京都ぷらっと日記」。 日本腸美人コンシェルジュ協会イラストレーター。

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