うつくしき 自然とつながる暮らし方

腸内環境改善・病気治療ストーリー003 小室雅成

投稿日:2016.11.15th

第3話:「治してもらう」から「自分で治す」

第2話「戦いと模索の日々」につづき 第3話です

 

「模索と戦いの日々」で出来てきたご縁で就職

初めて就職した会社は、
それまでの5年間という模索と戦いの日々の中で出来てきたご縁で、
京都に本社がある健康関連グッズを販売している会社でした。

食品や浄水器、化粧品といった一般的なものから、
いわゆる健康マニアと呼ばれる人たちが好むような不思議なものも
数多く取り扱っていました。

現在では市民権を得て、
そこらじゅうで見かけるようになったチタンテープなんかも
当時はマユツバモノ扱いされていて、
実に売りにくい商品だったのですが、
そういった新しい概念の商品の実演販売なども行いました。

また、物の販売だけでなく、
「気」の達人やら、ヒーラーという病気治しをする人、
治療家などを講師として招いて、
月に2~3回のペースでセミナーなども開催していました。

僕自身も、まだ重症オーバートレーニング症候群の状態から抜け出せていたわけではなかったので、自社の製品の何が効きそうなのか?を調べて試したり、セミナー講師のお話も興味をもって食い入るように聞いていました。

自分でアルバイトをしながら情報を集めて治療活動をしていた頃より、
さらに効率よく情報が集められて、お金も貰うことが出来るというのは、
まさにうってつけの仕事でした。

 

天才治療家 との 出会い

そして、入社して1年ほどが過ぎた頃に、
とある講師の先生の話にピンとくるものがあり、
その先生の治療を受けることにしました。

もともと鍼灸師だったその先生は、とても天才肌の方で、
もの凄く研ぎ澄まされた感覚で、教科書にも載っていないようなツボを発見し、症状を取ることに於いては右に出るものは居ない!!

ということで治療業界では有名な先生でした。

腰痛や肩こりなんかもバンバン治っていいってしまうので、
患者さんが溢れんばかりに訪れ、
億単位の年収を稼ぎだしている時代もあったのだそうです。

実際にその先生に着いて長いお弟子さんに聞いても、
確かに事実のようでした。

しかし、その先生はあるとき、自分は症状を取ることは出来るけど、
その人の命は太くしていないのではないか?と気づいたのだそうです。

いくら症状を取り除いても患者さんたちが長生きしない
と言いう事実に、自分の治療に原因があるのでは?
という疑問を持ちはじめ、
億を稼ぎ出す超当たっていた治療院を閉め、
自慢の針も封印するという徹底ぶりで、
命を太くするホンモノの治療家を目指し始めたのだそうです。

その頃にその先生が出会った概念は、
カイロプラクティックという手技療法だったのですが、
どこにでもあるような症状のある部位に圧力を加えて歪を整えるカイロプラクティックと違い、原因となる大元の部分のみの歪を整える、
上部頸椎のみしかいじらない手法をその先生は取っていました。

 

 

カイロプラクティックの創始者 D・D・パーマー

 

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もともとカイロプラクティックが生まれたのはアメリカで、
創始者はD・D・パーマーという方でした。

症状とは全然関係のない、
頭蓋骨のすぐ下にあるC1、C2という二つの骨しかいじらず、
症状を追っているわけではないので、
治療後に症状が消えるまでには相当のタイムラグが生じてしまい、
この考え方がシッカリ理解できない患者さんには続けることは出来ず、
症状だけを取りたい人はどうぞ他へ!と平気で言っていたのだそうです。

しかし、パーマーの功績は素晴しく、
その効果が認められて、アメリカにおいては国家認定の資格にもなり、
保険適応の技術となった訳です。

 

さて、
その技術を体得して針を捨てたその先生の名は、
木村仁先生といい、
現在では「むつう整体」という名称で全国に治療院を展開しています。

僕が初めて木村先生の元を訪れてその治療を受けた時には、
さらに上部頸椎にも触らず、
波動という概念を使った共鳴現象だけで
上部頸椎を整えるという方法を確立されていて、
診断後に僕はただ横向きになって寝ているだけでした。

 

タダ寝てるだけ…で治る むつう整体 

タダ寝てるだけ・・・

「こんなんで効くのかよ??」って最初は僕も思っていたのですが、
その疑いはホンノ数分後から「なんだコレはっ!?」
という感動に変わっていきました。

寝ているだけなのに体中がか~~~っ!!と熱くなってきて、
着ていたパジャマの背中は丸く汗の後が付いてしまったほど。

そして、治療を終えて
帰る際のママチャリを漕いだときの力入る感覚は、
もう何年も久しく味わったことのない素晴しい感覚で、

「マジで? なにこれ! オレ治った??」 

と思ったほどでした。

その時の衝撃はどうしても忘れられず、
しばらく通院した後に
僕は木村先生の元に弟子入りすることにして、転職したのでした。

 

木村仁先生に 弟子入り

むつう整体での経験は、
その後の僕の人生を大きく好転させていきます。

実は治療は最初の一回では治らず、その後何度も通った訳ですが、
それだけインパクトのある治療であるにもかかわらず、
1~2週間は持つものの、
やはり戻ってしまうという残念な結果が待ち受けていました。

そして、なぜ戻ってしまうのか?
というところを、学んで行くわけですが、
その原因は日常生活の中に潜んでいました。

 

病気の原因は日常生活に潜むことに気づく

体というのは実に繊細な機能を持っていて、
自分に合わない物を食べたり飲んだり身に付けたりした際に、
体が反応して教えてくれるのです。

むつう整体ではこれを「アレルギー検査」といって、
原因になっていると思われる物質を小さなビンに入れて保管し、
症状が戻ってしまう患者さんに対して、
このビンを体の上に置いて、
足の長さを診ることで原因物質を判定していました。

ビンの中に入ったサンプルは数多くあったのですが、
多くの人が反応していたのは

  • 味の素に代表されるグルタミン酸ナトリウム
  • 砂糖
  • パンに含まれるイースト

などのヒット率は高かったように記憶しています。その他にも、

  • 乳製品
  • タバコ
  • 農薬

など、に反応を示す方も大勢いましたが、
要するに、折角 むつう整体を受けて良い状態になっても、
日常生活の中で自ら良い状態を壊してしまっているという事を
アレルギー検査は示していました。

そして、アレルギー検査で反応のあったものを
素直に日常生活の中から省いていった患者さんほど予後が良く、
症状からも完全に解放されていく方は多かったです。

 

 

「足し算」から「引き算」へ
自己治癒力こそ最高のドクター

 

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この、余計なものを体に取り入れないということ。

つまり「引き算」の考え方は今までには無かった考え方で、

それまでの僕は、何が体に良いのか? 
何を摂ったら良くなるのか?
どんな薬が効くのか?

と、何かを体に入れる「足し算」的な考え方にとらわれていたのですが、
ここに居る間に「引き算」の考えが叩き込まれ、
そして何百、何千と診てきた患者さん達の状態を観察するにつけ、

健康であるための秘訣は、

何か効くものを摂取するという「足し算的」な考えではなく、
体に備わっている力を阻害する因子を取り除く、
「引き算的」な考え方の方が効果があり

誰かに治してもらうのではなく、自分の中に備わっている自己治癒力こそ、
もっとも間違いのない効果的な治療を施してくれる最高のドクターであるという結論に至ったのでした。

 

自分自身に備わっている力に目覚め 「腸」へ

治してもらうのではなく、自分で治す。という
自分自身の内側に備わっている力に目覚めたのはまさしくこの時でした。

そして、食べモノや着るもの、住環境などにも興味が及ぶようになり、
とりわけ食べ物に関してはいろいろな本を読み漁り、
そうしているうちに、免疫細胞がたくさん存在し、
血液をも作り出している可能性のある ブラックボックス=「腸」 へと
興味は移行していくことになっていきました。

 

第4話 「断食と腸と血液と」 へつづく

 

編集:暮らしの発酵de腸美人 編集部 あかざえり

TODAY'S MOON

穏やかに やさしく 過ごせますように

2017年6月28日(水)
月齢/三日月

新しい学びや再挑戦のチャンス。 やる気を大切なことに集中させて、前に進めていくパワーがあります。